a2c [MellowJamStudio] のブログ

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crying moon & Astell&Kern『A&futura SE100 fripSide Edition』

以前Twitterでも告知しましたが、明日1/19発売のデジタルオーディオプレイヤー【Astell&Kern A&futura SE100 fripSide Edition】にcrying moon/fripSideの新バージョン(192kHz 32bitハイレゾ)が収録されます!

『A&futura SE100 fripSide Edition』はAstell&Kern 『A&futura SE100』のfripSideコラボモデルとなります。

fripSide 八木沼悟志 完全監修 ハイレゾオーディオプレーヤー A&futura SE100 fripSide Edition

crying moonは元々インストゥルメンタル楽曲だったものを2002年頃当時のfripSideにボーカル曲としてカバーして頂いた楽曲で、今回のSE100 fripSide Editionプリインストール用に192kHzハイレゾ版としてリメイクを行う事になりました。

ギター演奏だけでなく編曲にも携わらせて頂き、ボーカルだけでなく楽器のレコーディングも新たに192kHzで行っています。

様々なバージョンの存在する『Crying Moon』(fripSide版は全て小文字表記の“crying moon”)ですが、今作が現段階でのCrying Moonの集大成になるよう目指しました。

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そしてなんと発売前に一足早く『A&futura SE100 fripSide Edition』実機サンプルと、
更にセットでオレンジ色のイカしたイヤホン『JH Audio ROSIE』を頂いてしまいました。
アユートSさんありがとうございます!!

  

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■A&futura SE100 fripSide Edition

A&futura SE100 fripSide Edition(以下SE100FSE)の出音のクオリティを確かめるためにラインアウトモードにて自宅スタジオのオーディオI/F(Apogee Symphony I/O+Antelope Trinity&GPS 10MHzマスター)と比較すべく同じ環境内のモニタースピーカーにて試聴したのですが、業務用機と比較しても遜色ないクオリティでした。下手なオーディオI/FのDAより良い音ですね。

SE100FSEはモニターライクに寄りすぎない、広い音像の感じられる出音という印象で、正直ここまで解像度の高い再生音が出るとは思いませんでした。最近のDAPは凄いですね!

ES9038PROという8ch DACの回路を2chステレオ用に利用しているとの事です。S/Nが良いのも頷けます。
これが外に持ち出せるというだけで痺れるのですが、テザリングができるスマートフォンと『AK Connect』アプリを使う事でスマートフォン内の楽曲をSE100FSEから再生する事ができて、モバイルDACのようにも使えるのが個人的にはたまりませんね。
(Apple Music配信の楽曲は再生できないようです。iTunes Store購入楽曲は一部再生可能。)

楽曲再生の制御だけでなくスマホ側からボリューム操作も含めたリモート操作ができるので、バッグの中にSE100FSE本体を入れてスマホ自体は完全ワイヤレス、みたいな使い方も出来ますね。屋外での使用時にうっかり地面に落とすリスクもかなり減らせますし、美しい筐体に傷や汚れを付けずに済む本皮のケースも付属しています。

USB-DACモードも試しましたがこちらも便利ですね。リスニング用途限定で高価なオーディオI/Fを買う位ならポータブル機としても据え置き機としても使えて、且つAK Connectでホームオーディオ環境構築もできるこちらを買った方がツブシが利くかもしれません。

言うまでも無く、SE100FSEで聴くcrying moonは最高のサウンドです。

www.iriver.jp

 

 

■JH Audio ROSIE
3way各帯域の再現性が本当に素晴らしくて、特に10kHz以上のボーカルやコーラスの高域がモニタースピーカーで聴いている時と同じような伸び方をしています。まさにIEM。

また、SE100FSEには通常の3.5mmジャックの他に2.5mmバランス接続端子が付いているので、JH Audio ROSIEをバランス接続にリケーブルして聴いてみましたが一聴して鮮明でメリハリのあるサウンドになったのが感じられました。結構変わりますね。

レコーディング、ミックス、マスタリングを行う際3〜4kHzあたりの中高域はピークが生じやすく特に気を使う帯域で、それ故に曲のミックスバランスや再生環境によっては耳に痛かったり耳障りに聴こえやすい帯域なのですが、このイヤホンではその辺りがうまくリスニング向けに調整されている印象で、ややシャープでピーキーな音作りの音源でも聴きやすく感じます。

低域は付属ケーブルに搭載されたアッテネーターで増減自由自在、中域はバランス良く、且つ中高域の耳につきやすい帯域は絶妙なチューニングで回避し10kHz以上の高域はどこまでもクリアに伸びる、素晴らしいイヤホンです。

ちなみに同梱されているオレンジのアルミ製ケースも素晴らしい質感です。

こちらも常用させていただきます!www.iriver.jp

 

A&futura SE100 fripSide Editionは2019年1月19日発売、限定生産500台との事なのでポチれそうな方は是非お早めにどうぞ…!

 

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