a2c [MellowJamStudio] のブログ

ギタリスト / 音楽クリエイターとして音楽制作活動するa2cのブログです。

a2cの音楽ルーツ その1

はてなダイアリーMintJamサイトが今のデザインになる前まで使っていたので
使い方もある程度覚えてたりして何かしっくり来ますね。

というわけでせっかく自分のブログを作ったので、
はじめに、自分が強く影響を受けたミュージシャンについて書いてみます。
そんなの興味ないとか言わないでね!
まずは日本人ギタリストを数人ピックアップしてみます。



何といってもこの人の存在無しに今の自分は有り得ません。
僕が中学生の頃、兄がB'zファンで松本孝弘ソロを含めCDやらカセットテープやらが沢山あって、
自分でお金を出さずともB'z聴き放題でしたw
気に入ったアルバムでテープしかないものは自分でCDを買い直したりしてましたが。
個性的な音とおいしいとこ取りのフレージングに惚れてました。
サウンド面で一番影響を受けたのはアルバム『RUN』『FRIENDS』あたりです。
丁度その頃まで『ROCKMAN』のプリアンプをメインに使っていた、というのを後から知って、
中古市場を探したりしましたがなかなかの良い値段なので購入を断念したという過去がありますw
同じROCKMANユーザーだと葛城哲哉さんなんかもそうらしいですね。
中坊の頃accessも好きで聴いて聴いてたんですが、
実際葛城さんのギターの音が好きで聴いてたというのもあるので
俺はROCKMANの音が余程好きなんでしょうw
シンセのサウンドに良く合うと思うんですよね。
Axe-FxにROCKMANのモデリングが追加されたら最高なんですけどね。


自分はギターとアンプと少しのストンプボックスで作ったリアルなギターの音も好きですが、
加工しまくった個性的な音に強く惹かれる傾向がある気がします。
もちろん何弾いてるのか分からないような汚い音はNGですが。
そもそもエレキギターって加工してなんぼの物だと思うんで、
ブースターでもEQでもコンプでも何でも使いまくって最終的に魅力的な美しい音になっていればいいんじゃない?って思います。
と言いつつもアンプ直で鳴らした音が一番だなって思ってしまう事が多いんですがw



それからTAK先生の演奏するギターは、全てにおいてマニアック過ぎないんですよね。
曲そのものもそうですが、コードのテンションの乗せ方と
それに対するリードギターのアプローチがキャッチーだなと思います。
B'zがきっかけでギターを始める人が多い理由はそこにある気がします。
個人的にTAK先生はコード感たっぷりのオケの中でミッドブースト&ギンギンに歪ませた
伸びやかなトーンでコードのテンションを縫って行くようなリードプレイが好きなので、
最近のロックバンド的なサウンドと楽曲は嫌いじゃないですが、昔ほどは惹かれません。
どちらかと言うと今のB'zはサウンドを求めて聴くっていうよりも言葉が好きで聴いてる感じです。
最近のB'zが好きじゃないって言う人はもしかしたら自分と同じような感覚だったりするのかもしれないですね。


これB'zの中でかなり大好きな曲です。
観る度に4:28〜4:35あたりの稲葉先生の動きがカッコ良すぎて笑います。


兄が二人ともファンで、長男、二男、三男(俺)という風に沢山のCDが受け継がれてきた感じです。
個人的に高見沢先生のプレイは音も含めて80年代〜90年代はじめ頃がおいしい感じです。
心打たれるメロディアスなフレーズが沢山あります。
アーミングが特徴的ですが自分は昔トレモロが好きじゃなかったので
そのアーミングを左手のビブラートで再現できるように頑張ってましたw
坂崎先生のアコギはいつ聴いても素晴らしいです。人柄も含めて嫌味がないですね。
THE ALFEEは『THE AGES』『DNA Odyssey』『On The Border』『SAVED BY THE LOVE SONG』『Catch Your Earth』
等名曲が多数ありますが、中でも『幻夜祭』はよく聴きました。長谷川浩二さんのドラミングが凄い事になってます。
たかみー曰く「この曲は長谷川にしか叩けない」そうです。


ちなみにこんなのもありました。かっこいいw



坂崎さんと石川鷹彦さんによるポール・サイモン『ANJI』のカバーです。



T-SQUAREのアルバム『B.C.A.D』が家にあって(これも兄が買ったw)、
T-SQUARE自体は相当昔から知ってたと思いますが、ギタリストの安藤さんを意識したのはこのアルバムを聴いてからでした。
それから色々スクエアのCDをいろいろ買いあさりました。
『B.C.A.D』は高校生の時にバイクで事故って自宅療養してる時によく聴きましたw
精神的に結構腐ってたので『SUNSHINE SHOWER』を聴いてさわやかな気分になってましたね。
朝ジョギングする時とかに聴くと最高にさわやか〜な気分になれます。
YouTube見たらこんなカバー動画を見つけました。EWIの人がいい感じです。



安藤さんはタイトなリズム感、メロディアスなフレーズ、ハイファイなギターサウンドに憧れて聴いてました。
曲センスも大好きですね。
T-SQUAREで一番好きな曲はコレです。



本田さん炸裂してますね。


実は春畑さんのソロアルバムを初めて聴いたのはMintJamメンバーのsetzerと知りあってからで、
それまではTUBEのいい感じのプレイをするギタリスト、っていう認識でした。
春畑さん名義のCDだと唯一、『J'S THEME』のマキシシングルだけありました。
TUBEも兄が好きでCDが沢山家にあったので聴き漁ってました(またかw)。
特に好きなソロはTUBEのアルバム『納涼』に収録されている『あの夏の少年』ですね。
曲も大好きで当時よく聴いてたしソロのコピーもしました。
setzerから春畑さんのソロアルバムを教えてもらって聴いてみたら
昔ズームイン朝のスポーツニュースで使われていた曲が幾つかあって、
誰の曲なのか分からないけどメチャクチャかっこいい、っていう状態だったんで凄くスッキリしましたw
ちなみに当時ズームイン朝で使われていたのは『Sparkling Heaven』と『Wave Rush』でした。
余談ですが、iPhoneサッカーゲームで『X2 Football』というのがあるんですが、
iPhoneに入っている曲を再生しながらプレイできるので、
春畑さんの『JAGUAR '08』『Going For The Goal !』『Sparkling Heaven』『Wave Rush』
等をBGMにしてプレイしたらハマリすぎてて笑えましたw
『Going For The Goal !』なんかはそのまんまですしね。


春畑さんはメロの歌いまわしが最強だと思います。
曲も音作りのセンスも最高で、それ以上言う事ないです。



WANDSのギタリストですが、自分はもろビーイング世代なのでギターがどうこうというよりも曲が好きで聴いてました。
当時の自分(中高生の頃)にとっては音もプレイも難しくて分かりづらかったんですが、
アンプをCAEの3+とVHTに替えてからのサウンドは好きでした。曲で言うと『世界が終わるまでは』あたりからでしょうか。
ミックスとかマスタリングも関係していると思いますが、ギターの音を認識しやすくなった(=抜けが良くなった?)感じがありました。
そんな3+とVHTのサウンド満載のアルバム『PIECE OF MY SOUL』は名盤だと思います。
ある程度ギターが分かるようになった今聴くと、若いうちから才能豊かで懐が広いギタリストだった、というのがよく分かります。
WANDS脱退後al.ni.coでギタテクと高度なアレンジセンスを炸裂させ、
数々のサポメンを経て現在はabingdon boys schoolで活躍されてますが、
そちらはギターキッズが好きそうなアプローチ満載です。客層をよく分かってるなーと思います。
一度柴崎さんが参加されているセッションを観に行った事がありますが、absの柴崎さんとは別人でしたね。
スタジオミュージシャンのような器用さを持っていて、ギター小僧に向けて魅せるプレイもできる幅広い適応性に憧れます。


WANDS脱退後に沈黙を破ってこの方向性で来たのは結構シビレましたね。


  • そんな感じで

他にも好きな日本人ギタリストは沢山いますが、挙げて行ったらキリが無いのでこの位にしておきます。
後日、外国人ギタリスト、その次は作曲家とか編曲家等にも触れて行こうと思います。